HTC Desire 626を購入しました(その2)

10/18/2015

Android

t f B! P L
続き。ついでに軽く使った感想とか。


ここで軽くスペックをおさらいしましょう。

OSバージョンAndroid 5.1
SoCSnapdragon S410(MSM8916)
CPU:Cortex-A53 x4コア(max1.2GHz)
GPU:Adreno 306
RAM2GB
内蔵ストレージ16GB
ディスプレイ5インチ 1280x720ピクセル
メインカメラ1300万画素 F2.2
内側カメラ500万画素 F2.8
対応バンドLTE:B1/B3/B5/B7/B8/B19/B28
UMTS:B1/B5/B6/B8/B19
Wi-FiIEEE802.11 b/g/n(2.4GHz)
バッテリー容量2,000mAh

3万円程度で販売されているSIMフリースマートフォンとしてはごくごく普通のスペックです。最近は2GB RAMのモデルが多くなりましたし、もっと言えばこれより低価格の2万円前後でも同等のスペックを持つ機種があったりもします。

試しにベンチマークテストをしてみました。AntutuとQuadrantを使用し、比較として次の2機種も一緒に測定しました。
・HTC J One HTL22(2012年の機種)……Snapdragon 600(4コア 1.7GHz、Adreno 320)、2GB RAM、フルHDディスプレイ
・Sony Xperia Z3 SO-01G……Snapdragon 801(4コア 2.5GHz、Adreno 330)、3GB RAM、フルHDディスプレイ


Antutuの結果。Desire 626のみ64bit版でのテストになっています。


こちらはQuadrant Advanced Edition。

正直よく分かりません(雑)が、特にGPU性能についてミドルレンジ機向けSoCらしく控えめな性能になっているのがはっきりと出ています。
じゃあ実際使っていてどうなのか?というと、少なくともクソ重いwebサイトを開くとか高いグラフィック性能を要求されるゲームで遊ぶとかでない限りは、Xperia Z3とほぼ変わりなく操作できる印象です。まだまだガッツリ使用するというほどには使っていないのですが、Chromeで軽くweb検索したりTwitterアプリ(twitcle)を利用したり取り込んだ画像や動画を楽しむ分には差を感じません。
RAMの使用量も確認してみましたが、Android 5.0でGoogle曰くメモリ使用量を最適化した?とかなんとかのおかげなのか、特にカツカツということもなさそうです。昔のHTC機はすごくRAM喰いマシンだった気がしますが、そんなことも(今のところ)ありません。


一方内蔵ストレージはわりと厳しそう。もともと16GBしかないこともありますが、そこからOS自体やHTCのシステムアプリやで結構使っていて、一通り使っているアプリをインストールした後で空きが3GBを切ってしまいました。上位機種であるDesire EYEも同じく16GBのストレージなので、今回投入された2機種を使うにはアプリの取捨選択やSDカードへ移動させるなどと言った対応が必須になってくるかもしれません。





さて、先ほど性能に関する話をしましたが、「実際どこまでいけるの?」ということで、話題のベンチマークアプリを利用してみます。


まぁデレステなんですけど。
3D標準については言わずもがなですが、3D軽量であれば、画面内に3~4キャラ以上映っている場合や、それ以外の場合でもMASTERなどで大量のノーツが降ってきている場合を除けばスムーズに動きます。もう少し厳密に言えば、その境目前後で若干コマ落ちが発生したりするのですが、そういった場合でも肝心のゲーム部分についてはタッチの取りこぼしなどもなくプレイできます。当然より軽量な設定(2D標準/軽量)であれば非常に快適に動きます。
これがちょっと気になったところで、自分のXperia Z3でプレイしている場合だと、3D軽量で映像のコマ落ちはしないものの、たとえ2D軽量にした場合であっても判定が拾えてなかったり遅れて認識されていたりして、まともにコンボを繋げられない状態でした。もちろんタイミング調整はしっかりとしてあります。そんな状態だったので、「オタクコンテンツとしてのパワーは圧倒的だけどゲーム部分がクソでやってられない」という判断をしていました。
ところがテスト目的でDesire 626にてプレイしたところ、2Dはもちろん3D軽量でも(前述のように映像、特に3Dモデル側のコマ落ちは起きるものの)タッチ判定の取りこぼしやずれなどはなく、ポンポンとPERFECTでコンボが繋がるようになりました。
どうもデレステ自体がスペックに合わせて3Dモデルのレンダリング解像度を2段階で調整しているようなので、その関係のあるのかもしれません。もちろん機種によってタッチの認識精度やらも違うのは分かるのですが、比較的低スペックなDesire 626のほうがゲームプレイ自体は快適に行えるというのは驚きました。その他、各種ロード時間もXperia Z3との差は意識せず遊ぶことができています。


気になったのでスクフェスもプレイ。
こちらも全く問題なく、というか大差はないのですがやっぱりXperia Z3よりプレイしやすいような気がします。ちなみに過去の話ですが、Snapdragon 800世代の機種であるXperia Z1やGALAXY Note 3ではタップ音の音ズレが発生して効果音無しでないとプレイできませんでした。


 ということで、Sapdragon 410 + 2GB RAMの機種は(メーカーの実力次第ではあるでしょうが)多くの場面で快適に動作しそう、という感じです。やったね。


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