Xperia X Compact SO-02Jを買った +α

11月2日発売になったXperia X Compact SO-02Jを、久しぶりに発売日入手という形で買いました。

ここ数年毎年出ているCompact系列のXperiaですが、私はZ5Cはスルー・Z3Cは使うために買ってはいないので、実質Z1f以来実に3年ぶりのコンパクトXperia入手と言えます。感慨深い。
これまでと違い、ハイエンド機種同等のスペックの小型スマートフォン……というわけではないこともあり、結構買う買わないで割れている機種なように感じます。私としては、この路線のほうが正解なんじゃないかなぁとは思っています（実際日本以外で小型モデルが好まれやすいらしい欧州だと、これまでのハイエンドコンパクト路線は価格面で少し不評だったらしい？）。

今回購入したカラーはホワイト。Xperia XZのような金属ボディとは違い多層塗装の樹脂筐体ということで、安っぽいなどと言われることもありますが、本体の形状といい色の具合と言い、かつて愛したLumia 800やLumia 920の美しすぎるデザインの面影を感じ、個人的には非常に気に入っています。

背面も、樹脂筐体のためXZのように素材の切り返しも不要で滑らかなデザイン。美しい。側面はきれいに丸められていて、樹脂製ボディということもありとても優しい手触りです。そして平らな底面。ここもNokia時代のLumiaを思い起こさせる形状です。そして、こういう形ということは……

そう。XZもそうですが、立ちます。『立つスマホは良いスマホ』なんて言ってた事もあったような。

上下端の面は、少し違った仕上げになっています。これもデザイン上のいいアクセントになっているのではないでしょうか。
また、Xperiaも今回からようやくUSB Type-C端子になりました。約1年前からType-C端子のスマートフォンを使っていますが、本当に使いやすくて早く手持ちの端末を全部Type-C端子に統一したいと考えています（というかアレが爆発しなければ、少なくともスマホに関しては統一できたのに……）。
ただ難点がありまして、私は問題ないのですが国内版XZ/XCにはUSB Type-Cケーブルが付属していません。これまで多くの方はmicro USB端子のスマホからの買い替えになると思うので、まずType-Cケーブルも持っていないでしょう。一応購入時に案内はされるんでしょうが、別でケーブルを買わないと「新機種を買って帰ってきたけど充電できなくて使えない！」なんてことになりかねません。まだこれから普及していくところという規格でもあるので、都会ならともかく地方に行くとType-Cケーブルを置いてある店も無いなんてこともある、かも知れません。国内版にType-Cケーブルを同梱しないというのは正直どうかと思います。

5インチ未満スマホは久しぶりです。そもそもZ3C/Z5Cを画面が小さすぎるのではという考えもあってスルーしていたので、果たして使う気が起きるのかどうか心配でしたが、久しぶりに使ってみると決して小さすぎるということは無く、持ちやすい・操作しやすいことも考えるとこの画面サイズも捨てたものではないと感じました。
他、Z5と比較して指紋認証が圧倒的に快適になっているのがうれしいところです。認証速度も速いですし、今のところ読み取りに失敗したということもありません。Z5だと数回に1回は失敗（その上連続で失敗することも多々）していたことを考えると、感動ものです。まぁP9のセンサに指を置くだけで画面ON・ロック解除を経験するとまだ満足度が足りませんが

ところで、+α。
アレが爆発しなければ、XCとアレの2台を迷うことなく買うつもりでした。ですが、現実は爆発したうえに販売停止・製造終了。おかげで代わりに何を選ぶか、そもそもXCのほう自体別の機種に変えるか、などなど1ヶ月近く悩むことになりました。
その結果選んだのが爆発しないほうの7です。

iなんとか7ではありません。Note7買えないんだしもうどうでもいいやということで、国内版ではなく海外版、そのくせExynos版でもなく国内版と同じSnapdragon 820のモデルです。
microUSB端子というところだけがネックでしたが……しばらく使ってみて、その点以外はとても満足しています。国内版が発売した時に、購入を検討しながらもUSB Type-Cじゃないからという理由で見送った機種を、まさかType-C端子になった機種が自滅するデスノートになったために買うことになるとは、当時は想像もしていませんでした……