ポタアン OPPO HA-2がとても扱いやすい

12/05/2015

アクセサリ オーディオ

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先月購入したポータブルヘッドホンアンプ OPPO HA-2ですが、これがとても扱いやすくて、良い買い物でした。

コンパクトでスタイリッシュなデザイン


そもそもHA-2を買おうかと検討した一番の理由が、これまで使っていたSONY PHA-2の重さと大きさが気になってきたこと。
OPPO HA-2SONY PHA-2
本体サイズ(WxDxH)68 x 12 x 157 (mm)68 x 29 x 140 (mm)
重量175g270g
バッテリー動作時間約7時間(デジタル接続)約6.5時間(デジタル接続)
フットプリントはほぼ変わらないのですが、厚さはPHA-2の29mmに対しHA-2は12mmと半分以下、重量も270gから175gと100g近く軽量になっています。
基本的にスマートフォンと重ねて使っていたので、PHA-2だと合計で厚さが40mm弱、重量に至っては400g以上と非常にたくましい感じになってしまっていました(これでもPHA-3とか他の上級機に比べるとマシなんですよね)。そこから考えると、とてもスリムに収まるようになりました。

また、デザインもPHA-2の黒いボディにプロテクターを備えたいかにもオーディオ機器然とした感じに比べると、HA-2の革を纏ったシルバーのアルミボディは高級感がありながら重厚な感じではなく手に取りやすいデザインで、好感触です。本体の薄さも合わさって、とてもスタイリッシュ。革がアルミ製のボディ本体を包むようにして取り付けられているので、スマートフォンと重ねた時でも傷などの心配はいりませんし、金属が擦れるときの嫌な感じもありません。


端子やボタン類も中央揃えになってて美しい。電源スイッチを兼ねたボリュームノブはしっかりめの重みがあって、
「PHA-2デカいし持ち運び辛いから、なんとかしたいなー」と考えていた自分にとっては、ここまでで十分に満足感があります。

肝心の音質は

うるさく言えるほどの耳は持ち合わせてないのですが、上から下まで無難に鳴らしているなーという感じ。どっちかというと元気な感じなんでしょうか、しかし元気さという点ではPHA-2のほうが少し上かも。高域と低域もなんとなくPHA-2のほうが透明感があり聴きやすかった気がしますが、同時に聴き比べたわけでもないし、そもそもHA-2を買う前にPHA-2を売ってしまっているのでどうしようもありません。
他のレビューを見ていると「ホワイトノイズが気になる」という意見も見かけたのですが、自分としては気になるレベルではないかなーと言う感じ。

個人的に気に入ったのが出力ゲイン調整時の挙動で、High/Low切り替え時に瞬時に出力レベルが変わるのではなく、どちら側に変えた場合でも一旦出力が小さくなってからそれぞれのレベルまで滑らかに上昇していきます。スイッチで切り替えた瞬間に一気にイヤホンからの音量が変わると、レベルによっては耳を傷めてしまうかもしれませんので、このようになっているのは優しい設計だと思います。

取り回しが良く音質も十分、使いやすいポタアン

サイズ・音質・価格を考えると、持ち運びやすく気軽に音質向上も体感できるバランスのいいポタアンだと思います。音質的には上を見ると際限がありませんが、ポータブル機器として持ち歩きやすいかどうかを考えるとちょうどいいところです。いざという時にはモバイルバッテリー代わりに使えるというのも、荷物を減らしたいという時には便利なのではないでしょうか。持っていても、さっと置いてあっても美しいデザインというのも魅力の一部ですね。


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