もともとLumia 800から始まり、そしてLumia 1520を今まで使い続けてきていたので、最新のLumiaを買うのはもはや必然と言ってもいいでしょう。とは言いながらも、今回は日本国内でも複数のW10Mスマートフォンが出ることが明らかになったので(嬉しい限り)、今度は国内端末を買って応援しようか……などとも考えていました。実際、スペックも十分で非常にデザイン性の高いNuAns Neoや、手ごろな価格で気軽に手を出せるKATANA 02など、魅力的な機種もあったので本当に悩みました。それがご覧のありさまだよ!!!!
思えば海外端末を買うのは、昨年2月のLumia 1520以来かもしれません。本当に久しぶりです。
購入はおなじみパンツ、色はこれまで同様ホワイトを選択。しかし、950/950XLに関してはバックカバーが取り外し可能で、かつ側面部まで含めた形状になっていて、おそらくブラックのモデルでも本体自体は全くの同色なので、バックカバーさえ手に入れればいろんな色に変えられます。カバーに関してはサードパーティ製のものも出るので、どんなバリエーションが増えるか楽しみです。
ひとまずLumia 1520と比較。6インチディスプレイの1520に対し、5.7インチの950XLは若干コンパクト。デザイン自体は、個人的には1520など以前のモデルのほうが美しかったかなと思います。今回は能力値をスペックに全振りした感じだし仕方ないね。
まさに"フラッグシップ"なスペック
そう、スペックはハイエンドAndroidスマートフォンと同等か、それ以上。これまでのLumiaとは違います。なんとこのような「ぼくのかんがえたさいきょうのうぃんどうずすまーとふぉん」な内容のおかげもあってか、レスポンスは非常に良好。とても気持ちよくW10Mを楽しめます
カメラも相変わらず
もちろんカメラも綺麗。というか、より綺麗に・より気軽に撮れるようになっていると感じます。どうでしょうか。この焼き鳥、とても美味しそうに撮れていませんか?解像感の高さ、色の出方、またAF性能や撮影設定のしやすさなど、どれをとっても同時期に出たスマートフォンの中では飛びぬけて優れたカメラだと思います。見て分かるかと思いますが、もちろんメシウマ画質。Xperia Z5のカメラがゴミのように感じられます(実際ゴミ)。
W10MにおいてもDNG形式での保存が可能であり、今回は「19MP JPG」「8MP JPG」「8MP JPG+19MP DNG」の3種類から選べます。DNGに関しては、場面によって露光時間の違う2枚が保存されます。こだわるのであればDNGでも保存するようにしたほうがいいのでしょうが、正直自動補正のJPGで十分綺麗ですし、スマホカメラとしての機動性を考えるとJPGオンリーでもいいような気がします。
また、そもそもの処理性能の高さもあって、単体での画像編集も快適に行えるようになっていると思います。使いやすいアプリさえ揃えば……。
ハードウェア「は」最高
こんな感じで、動作も快適・画面はきれい・カメラは最高という素晴らしいハードウェアを誇るLumia 950XLですが、肝心のソフト面がどうも不安定っぽいです。まず気になるのが、設定アプリ内でドロップダウンリストを利用して項目選択する場合、リストウィンドウの幅が広がる場合・もしくは日本語が含まれる場合のどちらかが原因で設定アプリが落ちます。ゆっくり動かせば多少は持つのですが、やっぱり落ちます。私はこれでウィンドウ幅が広くなる文字数の日本語表示項目を選択して、リストを表示した瞬間アプリが落ちるようになりました。初期化するか対策アプデがされない限り、もう該当項目の設定を変更することもできません。本当にありがとうございました。
他にぱっと感づく範囲では、当然ではありますがアプリが足りません。主要なところは一応公式アプリなどもあったりしますが、まずWP7の普及しなさに見切りをつけて数年前に更新をやめていたり(Flickrとか)、更新はされていてもWP8向けの、しかも少し古いままで放置されていたり、そもそも対応アプリがないなんていうこともあったりという感じで、現在のハードウェアやW10Mに合わせた設計のアプリというのは本当に少ないです。特に日本向けのアプリなんかは元の数自体がないので、余計です。
この辺りは、今後国内でW10Mスマートフォンが出てくれば多少は改善されるかも……と言う感じですが、まず売れない事にはアプリも「とりあえず出してみたけどそこで終わり」ということになりかねないので不安です。
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